山燗音 14-(2)燻製しに日ヶ谷渓谷キャンプ場
で、雨予報よ。なに?なんて意地悪な。
朝起きて燻製の仕込みして、積み込んで、昼前に出発
怪しかった天候はすぐに崩れてしまった。
あーあ、降り出す前にせめてタープ立てたかったなー。
と思いつつ2時過ぎに日ヶ谷渓谷キャンプ場に到着
雨の中びしゃびしゃになりつつ設営。
おぉなんか焚き火用カマドあるし、イスあるし
それに水ハケ良くて、これだけ雨降ってるのに足下はキレイ。
ここはアタリだな。実際設営した後は濡れる事もなくぐっすり寝れた。
さて、とりあえず一杯。
狩場酒造場の「秀月」純米生を冷やでくいっと。
甘い酸味がやらかい渋味振りまきながら一点目指して
弓矢のように飛んでく。それが的を射抜いたら
反転して八方向に広がる!!そして甘渋がじんわり残る
で、鯉川は?クイッと。
のほほっほ〜こりゃ優しい。
すっと入ってきて、でもなんにも主張しないやん
と思ってたら酸味がすっとやわらかく立ってく
しかしそれを捕まえたと思ったらとっとと切れる
あれ?これだけ?って思ったら足下から
渋味が迫ってくる。この思わせぶりなタイムラグったら。
こんな雨の夕暮れには鯉川が合うなぁ。。。
なんてセンチメンタルな事考えてたら
スピーカーからSLYが流れ出した。
sly&the family stone 「 stand!」
この上り調子の頃のスライのファンク。
おい、何センチになってんのだ?
って言われてるようで。。。
そうきたら秀月にチェンジして燻製の仕込みしますか。
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