山燗音 14-(4)雨音に対抗する音
今回の酒は両極端であっち行ったり、こっち行ったり。
西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」読みつつ杯は進む
この女々しい筆者の自伝が、なめらかな文体で飽きさせない。
気温は寒くもなく暑くもなく快適だし。
薪に手を伸ばすと、おっとカエルが
何?焚き火の暖かいところに寄ってきたのか?
こんな音聴きつつ雨の静かな夜に、滑るような鯉川呑んで。
で、10時消灯。リサイクルショップでcolemanのコット見つけたのさ。
いや、雨の日にこれを使用できるのはすばらしい。
下からの雨漏り気にせず眠れる。テントにジャストサイズで入ったし
まだまだ雨はざんざん降ってたのだが、ぐっすり寝て6時頃起きた。
とりあえず、朝起きがけの焚き火。
今回このテントとタープの連結方法で全く濡れずに一晩呑めた。
曇った朝にこんな音。静かに呟くように。
しばらくしたら日差しがやって来た
全乾燥!!
そして撤収。何このカラカラの天気。昨日の雨が嘘のよう。
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